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2005年09月24日

●銀行の国有化の効果

Financial Development, Bank Ownership, and Growth. Or, Does Quantity Imply Quality?
By Shawn Cole

インドの1980年の銀行の国営化が地域金融に与えた影響の実証論文です。所有権(変更)の効果の実証というのは、所有権(変更)が外生的でないことからなかなか説得的に行うのが難しいのです。が、この論文は、一定以上の規模の銀行だけが国有化されたという事実を用いて、その一定以上の規模にぎりぎり届かなくて国有化されなかった銀行の支店だけがある地域と、一定以上の規模にぎりぎり届いて国有化された銀行の支店だけがある地域を比較する方法 (Regression Discontinuity)で国有化が資金の潤沢な供給をもたらしたけど、産業構造変化などの質的な効果はもたらさなかったということを示しています。

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